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シカゴ(2011年3月7日―12日)その1 [ミュージカル]

今回のイベントは、いつものDCINYのプロジェクトのひとつでエリックのミュージカルオペラ「Paradise Lost-Shadows and Wings」を、シカゴで開催される2011 ACDA National Conference(3月9日―12日)に先駆けて8日にAuditorium Theatre of Roosevelt University で行われるというもの。


2010年6月にニューヨークのカーネギーホールで大盛況だったものをシカゴへ持って行くものだと思われた。さらに6月にはロサンゼルスのディズニーホールでも演奏予定がある。まるでParadise Lost の全米ツアーじゃん[わーい(嬉しい顔)]と私の気分は高揚していた。
もちろんシカゴもロスも出演エントリーしていた私は、早めに航空券だけを押さえて、しばらくDCINYのホームページをチェックしていると、12日にHilton Chicago の Exhibition Hall にてエリックのサイン会があるというではないか。しかも先着60名?そんなぁ[がく~(落胆した顔)]と、さっそくエントリーして、航空券の帰り便の変更をする。変更手数料に3万円くらい取られたが仕方ない・・・エリックに会えるんだもんね(涙)
それからしばらくして何気なくDCINYのホームページへ行ってみると[exclamation]エリックのサイン会日程が11日に変わっており、12日にはジョナサンのパネルディスカッションとなっているではないか[あせあせ(飛び散る汗)]えーーーー[がく~(落胆した顔)] 何 何 何? 何も連絡もらってないしぃ[ふらふら]

慌てて、イリスへ質問メールを送る[mail to]
「エリックのサイン会は12日だと思っていたら、今、ホームページを見たら、11日になってますよね。11日が本当ですか?それから、12日のパネルディスカッションも参加できるなら、参加したいんですけど?」と。すると、イリスから「11日が本当です。もちろん12日のパネルディスカッションにも参加できますけど、ジョナサンが是非ともヒトミに着物を着て参加して欲しいと言ってます。ヒトミとの面白いエピソードを話したいらしいです。」

えええええ[exclamation&question]着物で参加[exclamation&question]私のエピソードを話す?超 驚いたけれど、こんなチャンスはないゾと「英語は上手に話せないけど、着物を着て参加することならお安いご用です。」と返事を送ると「心配しなくて大丈夫よ。ヒトミ。それより、ジョナサンから、その週にシカゴに居るなら、DCINYのブースに着物姿で居てくれないか?と言われているのだけれど、どぅ?」ええええ[exclamation&question][exclamation&question]Exhibition booth に着物姿で? やったー[わーい(嬉しい顔)]じゃぁエリックのサイン会の時にずっとエリックの周りに居れるっていうわけやん[ぴかぴか(新しい)]
めっちゃ嬉しい[グッド(上向き矢印)]どうしよどうしよ。コーヒーを出したり[喫茶店]お華を生けたり[かわいい]きゃぁ~~[グッド(上向き矢印)]帰国便を変更した甲斐があったっちゅうもんやね。これって。

というわけで、またまた友人からミュージック着物[るんるん]とミュージック帯[るんるん]を借りて、着付けの特訓を受けて・・・いざシカゴへ[ダッシュ(走り出すさま)]
シカゴには、ご主人のシカゴ赴任5年めという友人が住んでいて、しかも会場からすぐ近いみたいだから、演奏会に来てもらえるかもしれないし、Exhibition Booth にも着物で来てもらったらどうかしらん・・・。とにかく、長年 年賀状友達になってしまっていたけれど、連絡を取ってみようっと[メモ]

というわけで、
2011年3月5日(土)11時35分 成田発JL010便にて いざ!シカゴへ[飛行機]
現地時間で3月5日(土)8時25分シカゴオヘア空港着。朝やん[晴れ]
たっぷりと時間があるからとりあえず、空港から友人の携帯電話[携帯電話]へメッセージを入れて、ゆっくりとメトロに乗って Central Loop Hotel へ向かう。メトロでシカゴの街まで$2.50って安っ[目]ニューヨークでもロンドンでも空港から街までは、この3倍くらいとられるけど? あぁでもドイツでは、ユーロ札しか持ってなくて、券売機でチケットが買えなくて仕方なく無賃乗車して 巡回にきた係員に説明したら「ぼくも お釣り持ってないから・・・」と去っていっちゃったってことがあったっけ(笑)

そして、ホテル近くのVan Buren 駅に着いて、外に出ると・・・吹雪いている[雪][雨][雷][台風]信じられない。ほんっとにエリックに会いに来るときっていっつもこんなお天気だし。よりにもよって吹雪って[霧][雪][台風]12月のミュンヘンと変わらないやん(涙)「はぁぁぁ」とスーツケースを引っ張って吹雪の中 とぼとぼと歩きだしたら、黒人男性が「どこへ行くんだい? 手伝ってやるよ。どこへ行くんた?」とうるさく近づいてくるから、仕方なしに「アダムス通り」とボソっとはき捨てつつ歩き続けていたら「え?どこ?どこって?」とうるさい[ちっ(怒った顔)]「アダムス通り」とまたボソっと言うと。「地図を見せろ」と私の地図を無理やりに見て「なんだ。アーダムス通りじゃん」と。アメリカンな“ア-”の発音のお手本を見せやがる・・・。うるさいっちゅうねん。お前に伝えたいわけじゃないし。と思いつつ、歩き続けると。そいつは「荷物を持ってやる。手伝ってやる。」とスーツケースの取っ手を持とうとするから、こんなところで荷物を奪われちゃぁたまったもんじゃないわと「私は大丈夫だから!4ブロックだけなら歩けるから!」と絶対にスーツケースから手を離さなかった。するとそいつは「タクシーを停めてやるって。オレは親切で言ってあげてるんだぜ。」とタクシーを停めようとする。「いらないって!歩けるって!」とひたすら拒否する。そいつは「オレは親切で言ってやってるんだぜ!」とはき捨ててやっと去って行った。もぉ~。後で友人に聞いたところによると たぶんタクシーのチップ狙いじゃないかと。ふんだ。そんなもんに払う余裕はないのさ 私には。

てなことで、吹雪の中4ブロック歩いて なんとかホテルに着いた。でも12月のミュンヘンに比べたらずっとマシだわね。さてと、近所のコンビニとかスーパーとか散策して明日の練習会場の下見でもしようかなっと出かけてみたけれど、雪まじりの雨に強風はかなり辛い。泣きそうになって、コーヒーとサンドイッチ・ドーナツを買ってそそくさと部屋へ戻る。シカゴってWindy Cityと言われるだけあって、ほんとに風が強い。雪まじりの雨だけなら、まだいいのだけれど、あんなに風が強いと泣きそうになる。
明日は雨が上がることを願いつつ就寝[眠い(睡眠)]

翌3月6日(日)[晴れ]晴れてよかった~。練習1日め。Call Time[時計]12時45分 会場はSwissotel の Grand Ballroom

1年ぶりの Paradise Lost 楽しみ~[るんるん][るんるん]ミネアポリスのあのおばさま また来てるかなぁ~。ミネアポリスとシカゴは近いから きっと来てるはずよね・・・と探してみたけれど、ミネアポリスご一行様は参加していなかった[バッド(下向き矢印)]学生合唱団がほとんどみたいな感じで、前回のカーネギーホールの時よりも参加人数は少ない。ふ~ん。そっか~。ミネアポリスって近いのになぁ。やっぱり私だけなのかなぁここまで追っかけて来るってのは。などと思っていると、すぐにエリック登場[exclamation×2]きゃぁーーー[ハートたち(複数ハート)][わーい(嬉しい顔)]

今日の練習1日めは、コーラス部分の練習のみで、キャストたちやシンセサイザーは明日のお楽しみ。練習途中で、エリックがピアノに座っているとき、奥さんのヒラがエリックに近寄って何かをささやいてった。しばらくすると、息子ちゃんがベビーシッターと登場。超カワイイ~[かわいい][かわいい][かわいい]5歳になったのね。奥さんに似ている。んんん・・・ファンとしては、もう少しエリックに似て欲しかったかなぁ。

翌3月7日(月)の練習2日めは、午前中練習がこのSwissotel の Grand Ballroom で、昼食休憩後 午後の練習が Auditorium Theatre でのソロキャストたちと合わせ練習。
やっぱり「Paradise Lost」は超クールでカッコイイしストーリーもいいし。カーネギーの時よりもキャストたちが演じる部分が多くて、演出はずっと良い!エリックって天才じゃない?って思う[黒ハート]それに何と言っても、私たちも歌っていて楽しい[るんるん]Act 1 Finale もスキだし。Bliss からBows に移るとこもめっちゃカッコいいし、Extasis も Fervio も ステキだし、Gravitas の超低音がめっちゃクール[カラオケ]ああ本番が楽しみ~興奮する~。

翌3月8日(火)本番当日[晴れ]Call Time 8時30分 Auditorium Theatre で午前中リハーサルで、昼食休憩をはさんで、本番Call Time は13時30分[時計]この昼食休憩中に、私は近所の楽譜屋さんを散策してOxford University Press 楽譜を探し。。。昼食をとりにホテルへ戻ろうと Van Buren の通りをぶらぶらと歩いていたら[どんっ(衝撃)][exclamation&question]きゃーーー[exclamation×2]タイ料理のお店にエリック発見―――[exclamation×2][exclamation×2]いやんいやん[exclamation]襲撃したい[ハートたち(複数ハート)]でもDJのグレッグ・チャンとかミュージカルスタッフたちと一緒だし、本番前の打ち合わせっぽい感じもするし・・・ここで邪魔はしちゃいけないな[m:78]と、後ろ髪をひかれつつ、明日からのブースがあるやん[たらーっ(汗)]と自分に言い聞かせつつ、大人しくホテルへ戻る[足][バッド(下向き矢印)]

14時開幕[ぴかぴか(新しい)]まぁまぁの動員数[グッド(上向き矢印)]いつものエリックの軽快なおしゃべりで始まり、舞台に引き込まれていく観客たち。私もついついキャストに見とれてしまい、自分が歌う部分を忘れそうになる。感動のうちに幕が閉じた後、今回はレセプションパーティがないから、舞台裏でサインをもらってもいいよとスタッフが言ったので、合唱団メンバーたちがエリックに出演者たちに群がる[ダッシュ(走り出すさま)]・・・しばらくエリックを眺めていたけれど、私には明日からのブースがあるから、ここは帰ろうや・・・と外へ出ると。友人が花束[かわいい]を持ってきてくれていた。感激[揺れるハート]外国の演奏会では花束贈呈はめったに見られないから。友人も周囲の人たちから「おお、そういうことするのすっかり忘れていたよ。」と言われまくったらしい(笑)

brochure_1.jpgbrochure_2.jpgbrochure_3.jpg

まだ4時なので楽屋口で待っていたら、エリックたちが出てくるかもねと、友人とおしゃべりしながら待っていたら、チェロのファンファンが出てきたので、声援を送る。次にグラヴィタス役のロドルフォが出てきて、またまた声援を送る。ファーヴィオ役のダニエルはファンに囲まれてサインをしている。しばらくすると、ジョナサンとイリスが出てきたので、友人を紹介して「見て[exclamation]花束もらっちゃった~[かわいい]」というと、ジョナサンは「だって君はスターじゃないか[exclamation]」だと(恥)
隣の冷静なイリスは「じゃヒトミ。明日ブースに来てくれるわね?」と確認して去っていきました(笑)

エリックが出てきたら、この花束を渡したかったけれど、奥様に渡してもいいかなとも思っていたけれど、なかなか出て来ないし、なんせ風がハンパなく強い[台風][台風]

それに、昨日見つけることができなかった楽譜を友人に手伝ってもらおうと、楽譜屋さんへ寄ったら、まぁグダグダなディスプレイの楽譜屋さんで。どこに何があるのやらさっぱり。お手上げな感じで「わから~ん!」と叫んでいたら、おじさんが「何を探しているんだい?」と来てくれた。一緒に探してくれるけれど、1冊は見つかったものの、もう1冊がなかなか見つからない。仕方なく、もう一人のエキスパートっぽいおじさんにヘルプを求めると、さっすがにエキスパートだけあって、一瞬にしてグダグダな楽譜のダンボールの山から出してくれた[わーい(嬉しい顔)]おじさん素晴らしい[キスマーク]


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